グラフで見る日本経済「日本型グローバリズムの急進展」
日本の経済統計と転換点
「日本型グローバリズムの急進展」
日本は企業の海外進出で国内産業の空洞化が進んでいますね。
他の先進国は、自国企業の流出と、他国企業の流入が双方向的です。
日本だけが流出に極端に偏った特殊なグローバル化が進んでいるようです。
bangking-yeah.com/2020/06/04/jap…
— 小川製作所(@OgawaSeisakusho)Fri Jun 25 01:01:00 +0000 2021
多国籍企業の売上高 対GDP比
2010→2016
A 流出(Outward)
B 流入(Inward)
C 正味
日本
A 28.8→42.3
B 7.1→6.4
C -21.7→-35.9
ドイツ
A 64.1→71.1
B 40.1→46.4
C -24.0→-24.7
アメリカ
A 34.5→30.9
B 20.8→21.7
C -13.7→-9.2
イギリス
A 67.1→31.7
B 64.6→58.0
C -2.5→+26.3 pic.twitter.com/QOYxItDJ5T
2010→2016
A 流出(Outward)
B 流入(Inward)
C 正味
日本
A 28.8→42.3
B 7.1→6.4
C -21.7→-35.9
ドイツ
A 64.1→71.1
B 40.1→46.4
C -24.0→-24.7
アメリカ
A 34.5→30.9
B 20.8→21.7
C -13.7→-9.2
イギリス
A 67.1→31.7
B 64.6→58.0
C -2.5→+26.3 pic.twitter.com/QOYxItDJ5T
日本企業が海外進出すると、消費者や関連企業としてメリットを享受する面もあると思います。
しかし、国内の労働者の雇用、国内事業者の仕事(付加価値)、政府の税収には寄与せず、海外に流出します。
この流出一方の日本型グローバリズムも、日本経済の停滞と大きく関係しているのではないでしょうか
しかし、国内の労働者の雇用、国内事業者の仕事(付加価値)、政府の税収には寄与せず、海外に流出します。
この流出一方の日本型グローバリズムも、日本経済の停滞と大きく関係しているのではないでしょうか
雇用される従業員数も流出と流入という見方で考えると、日本は440万人の雇用の流出超過です。
極端に言えば、概ね日本人労働者の1割近くに当たる人数の「雇用」が海外に流出している事になります。
私たち国民の目線で、グローバル化のメリット/デメリットを整理し直してみると良いと思います。 pic.twitter.com/icYhcYpE1T
極端に言えば、概ね日本人労働者の1割近くに当たる人数の「雇用」が海外に流出している事になります。
私たち国民の目線で、グローバル化のメリット/デメリットを整理し直してみると良いと思います。 pic.twitter.com/icYhcYpE1T
国内統計を見ても、日本企業の現地法人は右肩上がりです。
日本は先進国の中で輸出の割合が小さいですが、その代わりに海外進出を進め、現地生産を増やしているという実態がわかります。
現地法人の売り上げ高は約300兆円で、日本からの輸出額98兆円の約3倍ですね。 pic.twitter.com/pwVMG2VUpN
日本は先進国の中で輸出の割合が小さいですが、その代わりに海外進出を進め、現地生産を増やしているという実態がわかります。
現地法人の売り上げ高は約300兆円で、日本からの輸出額98兆円の約3倍ですね。 pic.twitter.com/pwVMG2VUpN