ポルノ小説の話。
ぼくの場合、どんな場所か、部屋の図面はどうか、どんな衣装かをはっきりさせる。
場所と衣装の解像度が低いと、全然エロくならない。
小説は全エンタメの中で最も心の中の動きを見せるメディアなので、心の中の台詞をプロットに書かないとただの下手糞なアクション集になる。
— 鏡裕之@『揉ませてよオレの正義7』2022年12月27日発売(@boin_master)Tue Feb 14 00:29:58 +0000 2023
「入れた」「突いた」「射精した」。
男性の性的アクションだけを並べたって、ポルの小説にはならない。
フィクションは、起こっていることが今目の前にあるように読者に見せる、つまり現前性を読者に提示するってのが絶対命題としてあると思うんだけど
アクション集では現前性は発生しない。
男性の性的アクションだけを並べたって、ポルの小説にはならない。
フィクションは、起こっていることが今目の前にあるように読者に見せる、つまり現前性を読者に提示するってのが絶対命題としてあると思うんだけど
アクション集では現前性は発生しない。
現前性を読者に味わわせるために解像度を上げるわけだけど
現前性を読者に味わわせられないのなら、それはプロのフィクションではない。
素人の体験記がなぜ商業作品にならないかといえば、やってることがアクションの羅列で、現前性がゼロだから。
現前性を読者に味わわせられないのなら、それはプロのフィクションではない。
素人の体験記がなぜ商業作品にならないかといえば、やってることがアクションの羅列で、現前性がゼロだから。
作家は読者に対して現前性を味わわせなきゃいけない。
そのためにぼくがプロットレベルで行うのが、
「人物の心のセリフや人物同士のやりとり」まで書く
ってこと。
そもそも人物の内面を不自然さのない状態で正確に定めておかないと、エッチシーンの導入部分がアマチュアなみに杜撰になる。
そのためにぼくがプロットレベルで行うのが、
「人物の心のセリフや人物同士のやりとり」まで書く
ってこと。
そもそも人物の内面を不自然さのない状態で正確に定めておかないと、エッチシーンの導入部分がアマチュアなみに杜撰になる。