グラフで見る日本経済「こんなにもヤバい！？日本経済」

日本の経済統計と転換点
「こんなにもヤバい！？日本経済」

TV等では短期的な実質値のデータばかりが報道され、日本も他の国同様に右肩上がりで成長している印象を受けますね。

日本は名目値ですら成長していない異常な状態である事をまず共有する必要があると思います。

bangking-yeah.com/2020/05/31/jan…

— 小川製作所(@OgawaSeisakusho)Wed Jun 23 06:01:00 +0000 2021

 

たった１つの図でわかる！　図解経済学入門

 

@OgawaSeisakusho： 小川製作所 2021-06-23 15:32

1人あたりGDP成長率
名目 / 実質

2005→2018
2005=100　OECD36か国中

10位 181 / 144 韓国
20位 142 / 113 アメリカ
24位 138 / 108 イギリス
25位 137 / 110 カナダ
31位 125 / 109 フランス
34位 113 / 95 イタリア
35位 106 / 111 日本

日本だけ名目よりも実質が成長率が大きい(=デフレ)です pic.twitter.com/syw3dnp2dH

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@OgawaSeisakusho： 小川製作所 2021-06-23 15:33

1人あたり民間消費/賃金

2005→2018
2005=100

167 / 183 韓国
146 / 140 カナダ
144 / 141 アメリカ
139 / 136 イギリス
134 / 154 ドイツ
125 / 128 フランス
116 / 120 イタリア
106 / 108 日本

ちなみに、日本経済のピークである1997年比で見ると、更に日本の数字は小さくなります。 pic.twitter.com/y4aTar5heW

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@OgawaSeisakusho： 小川製作所 2021-06-23 15:36

GDPの成長率を議論する際には、確かに名目値を物価で除した実質値はとても大切な数値と思います。

ただ、この物価自体が基準年によって変動しますので、実質成長率の比較も物価の基準年を確認する事が必要ですね。

GDP自体を実質化すると、基準年によってこのような違いが出ます。 pic.twitter.com/JIPD7jXiO0

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@OgawaSeisakusho： 小川製作所 2021-06-23 15:41

日本の場合は消費者物価指数よりもGDPデフレータの方がかなり下振れしていますので、名目GDPをGDPデフレータで除した実質GDPは、名目値よりも大きな数値となります。

GDPデフレータがCPIよりマイナスなのは、特に企業間取引等で物価が下がっているからですね。 pic.twitter.com/fXfE6evirJ

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