棘を抜く

togetterまとめアカウントでした。ツイッターをまとめています

グラフで見る日本経済「そもそも物価ってなに!?」

日本の物価指数
2017年
1997年=100

消費者物価指数
CPI: 100.8
コアCPI: 100.1
コアコアCPI: 95.5

デフレータ
GDP: 87.7
家計最終消費支出: 91.3
政府最終消費支出: 93.4
総固定資本形成: 91.4
財貨・サービスの輸出: 79.6
財貨・サービスの輸入: 111.8

輸出が下がり、輸入が上がってます pic.twitter.com/U68HIljbLR
デフレータを見ると、国内経済の物価が下がっていますが、輸出品の物価がそれ以上に下がり、輸入品の物価は上がっています。

日本がそれだけ安い国になっているという事ですね。

これが進むと、更に輸入品の物価が上がっていき、海外の製品を高すぎて買えない国、になってしまうかもしれません。 pic.twitter.com/OOgoOT3GHe
日本の消費者物価指数(CPI)

1970年=100

1970年 100
1975年 172
1980年 237
1985年 268
1990年 288
1995年 305
2000年 309
2005年 303
2010年 301
2015年 313
2018年 317 pic.twitter.com/5MlP82A3Ep
物価指数の前年からの変化率をグラフにするとこんな感じです。

当然ですが、1989年、1997年、2014年と消費税増税した年に上昇が見られます。
消費税増税は強制的な物価上昇にもなりますね。

バブル期に1989年の消費税導入分入れてもせいぜい年率3%程度だったのは驚きです。 pic.twitter.com/cRhS3yCYMK
GDP生産面の産業ごとのデフレータがこちらです。

最大の産業である工業(製造業)が大きく下がっています。
他にも通信業や専門サービス業が下がっていますね。

建設業や運送業は横ばい→やや上昇基調です。

金融業の動きが特徴的ですね。 pic.twitter.com/iFyMwRRtHC
消費者物価指数の詳細項目の推移がこちらです。

基本的に停滞していますが、情報・通信機器と家具・家電、文化・レジャーが大きく下落しています。

情報・通信機器は携帯電話やパソコンなどが安くなった影響と思います。

値上がりしているのが、食品・飲料、外食・外泊、エネルギー、たばこですね。 pic.twitter.com/6iKPWOqUWW