脱サラして初期投資8000万のラーメン屋をやった人
昔、脱サラしてラーメン屋をやりたいという相談があった。やるなら気に入った味のラーメン屋に1年くらい働いて作り方やオペレーションを学ぶ。最初は居抜きかカウンターのお店で初期投資をおさえる、と話したが。
— 旅好き税理士(@fx_travel)Sat Feb 20 23:42:41 +0000 2021
開業から3年以内に8割が潰れるラーメン屋を失敗を重ねながら10年も続けてきたプロレスラーが伝える「してはいけない」逆説ビジネス学
- 作者:川田 利明
- 発売日: 2019/09/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
オープン当初は盛況で味も美味しかった。このまま上手くいばいいと思ったが。半年ほどすると売上が落ちてきた。気のせいか味も落ちている気がした。
やがてFAXで「経済的合理性が見いだせないので契約を終了します」と送られて顧問は終了。その後は知らないが、大分前に前を通ったら違うお店になっていたので、辞めたのだろうな。
これは製麺業者が悪い訳ではない。業者は最大限に売上をあげられる話をする。証券会社に行けば株を勧めらるし、保険屋に行けば保険を進められる。やはり本人が自分の能力を判断して決めるしかないのだ。
自営業は学校みたいに教えてくれる先生はいないし、止めてくれる上司もいない。上手い話を提案されてそのまま乗れば、1億円のお金があっという間に消えてしまう。当時30歳のボクが身に染みて恐ろしいと感じた。