江戸時代、幕府は河童の実在を調査するため九州へ調査隊を派遣した
そう言えば、以前河童に関する民俗学的なアプローチの本を読んだら、江戸時代に幕府が九州に河童調査隊を送り込んでいた記録というものが出てきた。九州で河童の目撃事件が相次ぎ、幕府は学者からなる調査隊を派遣した。調査隊は、現地で丹念に聞き取り調査を行っていて、報告書も作られた。
— 印度洋一郎 Yoichiro Indo(@ven12665)Wed Jun 24 04:36:36 +0000 2020
「茂みの中に小さな人のようなものがいた」とか「家の外から意味のわからない言葉で呼び掛けられた」とか、結構具体的で何かを見たらしい。幕府は河童に関心があったというよりも、人心動揺対策だったらしい。それと、キリシタンの潜入を疑っていた節もある。「侵略者が来た!」だったのだ。
「河童の日本史」という本で、調査隊の結論は「精神的な理由で見た幻覚であろう」って…おいっ!