棘を抜く

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軍隊は貧乏くさい。結論が出た実験を何度もやる。どこかの企業でもやってる

 
のに、とうとう昭和の終戦の月まで、現地の部隊などでドバトを捕らえてきては訓練している形跡がある。大正時代の実験では、ドバトは10キロ以内の通信が辛うじて通信できる距離とされ、それ以上は全くの不可能で、将来、軍用としてこれを研究するのは無意味との結論が出ている。 続)
それなのに、軍隊は延々、今日もどこかの部隊で土鳩を捕まえてきて、「ひょっとしたらこいつを仕込めば軍用鳩のまねごとができるかもしれん。我ながらアイデアマンだ、ガッハハッハ!」と、素人判断のバカげた実験が繰り返される。もういいかげん諦めろ、と思うが、軍隊は諦めない。 続)
こういう記録を明治から昭和までずっと読まされる私は、何かこう「人間は進歩しないのでは?」という無力感に苛まれる。そして、また、これは軍用鳩に限らず、今この瞬間も、どこかの日本企業で、延々とバカな素人の思いつきと、無駄なテストが繰り返されているように思えてならない。
ラソン好きな近所のオバサンに突然オファーを出して、プロのマラソン選手の中に放り込むのと一緒だ。マラソンに対する身体的な能力・血統・訓練など、あらゆる意味でオバサンに見込みはない。それなのになぜ、単にマラソンしているだけでプロ集団に放り込むんだ?

ただの鳩をプロ鳩にまぜちゃ駄目。
@kijibato_hato 「企業は」と言い換えても成り立ちそう('A`)
◎プチバズりなので宣伝!

ちなみにプロの伝書鳩は1000キロメートル以上飛んで通信します。皆さん多分、伝書鳩の歴史について知らないと思いますので、よかったら最近作ったこの動画を見て下さい。わずか20分ほどで伝書鳩史が分かります。

【鳩を飼うと死刑!?】伝書鳩の歴史
youtube.com/watch?v=9S8-4c…
@kijibato_hato 動物フェチ
都市型の動物と会話できる
特殊能力の人がいるのさ
@kijibato_hato 馬はもっと厄介で、在来の農耕馬が弱いからとアラブやヨーロッパの馬(競走馬)を混血させて普段は農家に預けて一丁コトあれば軍馬にしようとした(軍馬は種類が違って売ってくれない)とかトンチキやらかしたり、ねえ。
農耕馬として使えず、軍馬として使えず日本在来種の馬は戦後ほぼ消えましたとさ。
@kijibato_hato 大変参考になりました。似たようなことは企業でもよくあります。
@kijibato_hato 『よし、鳩がダメなら知能が高いとされるカラスを捕まえて訓練すれば作戦に使えるのではないか?』(我ながらグッドなアイデアだっ!!)

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