検査数が5倍になっても陽性は2倍。感染者数を増やすことに躍起になって何がしたいのか
このグラフはジョンズ・ホプキンズ大学のデータベースから世界のCOVID-19感染者の「人口比」を図示したもの(対数目盛)。日本の感染率はほとんどの国より低く、増加率も小さい。イタリアと韓国は、人口比では中国を抜いた。 pic.twitter.com/QQVv5Hd21J
— 池田信夫(@ikedanob)Thu Mar 12 10:37:10 +0000 2020
新型コロナの感染力(基本再生産数)は2~2.5といわれるが、「実効再生産数」は国によって大きく違う。日本の対策は成功したと評価できる。アメリカは検査体制が立ち後れているので、これから日本を抜くのではないか。
また「感染者数が少ないのは検査数が少ないからだ」というバカがわいてくるが、検査数が5倍になっても陽性は2倍にしかなっていない。めったやたらに検査しても、医療現場が混乱するだけ。 pic.twitter.com/rK5lTNi1Ie
死者はサンプルが少なく、特殊要因があるので国際比較はむずかしいが、日本の死者は15人で、人口比では主要国で最小。重症患者も30人程度でほとんど増えていない。これを「失敗だ」というなら、どこの国が成功したというのか。